ヨーロッパのチョコレート関連商品を輸入し、販売している『Tomoe Saveur(トモエサヴール)』という会社は、ご存知でしょうか?
2013年創業、2017年法人化された比較的新しい会社です。
チョコレートの催事では、料理人とコラボして、チョコレートを使った調味料で料理を作り、セミナーなども行っています。
今回紹介するのは、トモエサヴールが手がけるチョコレートブランド『Fu Wan Chocolate』の台湾チョコレートです。
Fu Wan Chocolate
炭培烏龍茶62%
炭培烏龍茶とは、炭火焙煎された烏龍茶のことを指しています。
炭火で焙煎することで、コクを出しているそうです。
ほのかな甘い香りと風味があるため、この種類の中では一番食べやすいチョコレートだと思います。
Fu Wan Chocolate(フーワンチョコレート)とは、台湾で作られたカカオを使用したBean to barを取り扱うブランドです。
※bean to barとは、カカオの栽培から加工(商品になる)まで、同じところで請け負っていることをいう。
Bean to barが話題になり、メディアでもよく取り上げられるようになった理由は様々ですが、個人的にはカカオ栽培の問題点が理由ではないかと考えています。
カカオの栽培について問題視されていることは、以下の点です。
- 栽培が難しい
- 継承者がいない
- カカオ栽培者の貧困
- 買い手の大量購入(一部のものが独占する)
以上の点から考えて、何年も前から2020年にはカカオは足りなくなるだろうと学者が言うほどでした。
それくらいからメディアに注目され出したのが、Bean to barでした。
実際には学者の発言がある前から、チョコレートの作り手たち自ら、生産側に目を向けた活動をしていたところもあります。
それは、チョコレートを食べる人も作る人も、チョコレートに関わる全ての人が幸せになるようにとの思いからでした。
お互いに配慮しながら、一つの目的に向かって進むことは、とても素敵なことですね。
話は変わりますが、本日1/31は「愛妻の日」だそうです。
「1(アイ)31(サイ)」という語呂合わせからきているみたいです。
妻というもっとも身近な他人を大切にする人が増えると、
世界はもう少し豊かで平和になるかもしれないね
日本愛妻家協会HP http://www.aisaika.org/131.htmlより抜粋
2006年に、以上の理想の元に、日本愛妻家協会が制定した記念日だそうです。
話はだいぶ異なりますが、カカオ生産のことも愛妻の日のことも、他人のことを思いやることの大切さが窺えると思います。
自分だけではなく、他人に目を向けられるような生き方をしていきたいです。
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